影テスト6

◆L3 2001.7.19β版の作画◆

複数のパーツを使った物体をレンダリングすると一部に余分な(糸を引いたような)影が出る。
#ただし、影落しの設定がない場合は、正常な影自体も作画されないので、前提条件として影落しの設定がある場合か、
または強制影落しのオプションを付けた時のみに限ります。

2001.7.17β版に比べ、出現する影が細くなり、光源方向や描画解像度によっては、全く出現しないまたは、
殆ど目立たないので気が付きにくい。
2001.7.18β版と比べると若干少なくなったような感じである。しかし、検証数が少ない為まだなんとも言えない。

■傾向と対策■

□傾向□

・全てのパーツに必ず出現する訳ではない。
・カメラ位置・方向によって出現の仕方が変わる。
・光源の位置・方向によって出現の仕方が変わる。
・作画解像度によって出現の仕方が変わる。
・アンチエイリアスを高く(大きく)設定すると目立たなくなる。
・余分な影が発生するパーツやそれ以外のパーツの位置・大きさ・形状・色・材質設定等により目立たない事や計算上発生していても見えない事も有る。

□対策□

・カメラや光源の位置・方向等を少し変更してみる。
・作画解像度を変更してみる。
・アンチエイリアスを作画時間の許す限り、高く(大きく)設定してみる。

■バージョンによる影の違い■

(A) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 3倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 90545ms
(B) 2001.7.18β版 アンチエイリアス 3倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 89175ms
(C) 2000.10.10/2000.12.31/2001.4.29版
アンチエイリアス 3倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time:

■アンチエイリアスによる影の違い■

(D) 2001.7.19β版 アンチエイリアス なし
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 13898ms
(E) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 2倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 43288ms
(F) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 3倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 89130ms
(G) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 拡張3倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 50800ms
(H) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 拡張5倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 95104ms
(I) 2001.7.19β版 アンチエイリアス 拡張9倍
ポリゴン数: 664
影ポリゴン数: 665
Total Time: 207883ms

(A)〜(I)は、全て同じ物体ファイルtest_shadow_bord2.L3P(影テスト3で使用)を使用し、パーツアセンブラで作画。
その物体ファイルは、パーツアセンブラ上で「平板1枚」と「球体」を20個ぐらい複製したものを1つの通常物体として保存したもの。

HOME 影テスト3  影テスト4 影テスト5